所長 井上 博はこんな人物 | |
略歴 昭和3年4月21日 長崎県生まれ 一級建築士第24337号 |
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昭和29年 昭和36年〜 昭和56年〜 昭和58年〜 昭和63年〜 平成5年 〜7年 平成7年 〜8年 |
京都大学工学部建築学科卒業 (株)井上博設計事務所代表 JSCA(構造家懇談会)常任理事(創立メンバー) JSCA賞選考委員等 (社)日本建築学会理事・事業委員長・基本問題検討委員・情報委員・評議員等を歴任 (社)新日本建築家協会事業委員・都市災害特別委員・関東甲信越支部幹事・技術部会長等 中国上海市 同済大学兼職教授 (社)日本建築学会評議員 |
Mr.STRUTEC | |
建築を総合技術で演出 トラックターミナルなどの流通倉庫のプロジェクトでは、その総合技術で、 海外からも注目されている総合設計事務所を経営する。本人自身は、構造家 兼技術アドバイザーとして、建築界はもとより、一般的にもマンション問題などで、よく知られている。 実務面で疑問な点があると、どんどん追求してゆく。現場に精通して真撃で、 知識・経験・情熱のある人を、鉄骨・コンクリートはじめ各分野からブレーン として発掘、建築のトータル品質を築き上げているのが強みだ。 ポイントとなる業者の選定に対するノウハウなども、設計者の立場から体系付けて、 分かりやすい啓蒙を心掛けている。この過程で、数々の読本シリーズやビデオを制作してきた。 鉄骨の品質問題が整理されてきている現在、予先はコンクリートに向かっている。 生コン業者の選び方を実践し、今建築中の流通倉庫では、日本で考えられない スランプ13〜15、水セメント比40のコンクリートを導入、より良い技術の実現には頑固で意欲的だ。 ところで、今から15年前にあるファブのパーティに出席、そこで、同席した 構造仲間に呼び掛け、その輪が急速に広がり1つの会が設立された。今や会員3千人を超える日本建築構造技術者協会である。 「今後は映像で技術を分かりやすく伝えることに一層力を注ぐとともに、 ますます増加が見込まれる建築裁判にも技術アドバイザーとして、積極的に 対応したい」と考えている。コンダクターであり、プロデューサーとして、 建築というトータル・エンジニアを演出し続けてゆく。 1994.6 鉄構技術(STRUTEC)より |
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